Tohoku EduNLP Lab

Tohoku EduNLP Lab is a team at Tohoku University, working on computational approaches for human language, aiming to apply the cutting-edge AI technologies to humanities including education as well as society.

東北大学教育言語処理研究室は人間の言葉に計算機科学的にアプローチする研究を行っているチームです。 言語の計算科学を教育学を含めた人文科学に適用し、社会に役立てることを目指しています。

Contact Info

27-1 Kawauchi, Aoba-ku,
Sendai, Miyagi, JAPAN 9808576
〒980-8576
宮城県仙台市青葉区川内27-1
東北大学 川内南キャンパス
文科系総合研究棟

学部での配属を希望される方へ

配属の前に

関連科目の授業を履修することをおすすめします

当研究室は教育学部の研究室ですが、教育に関わる研究の中でもとりわけ理学・工学的なアプローチで研究活動に臨んでいる文理融合型の研究室です。 研究活動に必要となる知識も、人文系と情報科学系の両方の知識が必要になります。 この内の一部は学部の講義・演習や全学教育科目でカバーされていますので、当研究室への配属を希望する方には、これらの授業の履修を推奨しています。

統計的学習論講義

自然言語処理を含む人工知能の構成技術である機械学習の手法について学びます

教育学実習

研究活動で必要となるプログラミング能力の基礎を養います

教育統計学

教育学・心理学に必要となる統計的素養の基礎を学びます

線形代数学入門

大量のデータを効率よく扱うために必須となる線形代数学の基礎を学びます

総合研究会・領域合同ゼミ

それぞれの研究内容を発表します

プログラミング勉強会

演習問題を解き、コードレビューをします

自然言語処理基礎勉強会

教科書を輪読し、自然言語処理の基礎を学びます

論文輪読会

最先端の論文を読み、知見を共有します

配属後の研究活動について

配属後は、研究室での研究活動を一つの On-the-Job Training (OJT) の題材として、 批判的思考力、論理的思考力、実践力、説明力、コミュニケーション力などの、 個々人の長期的な成長を促すための基礎的な能力を伸ばすことに焦点を当てます。

学部3年次から4年次にかけて、大学での学びは講義や演習といった集団での「学習・実習」から、個別の「研究」にシフトします。 研究では、これまでの「学習=理解する」から「課題解決=まだ無いものを生み出す」にゴールが変わります。 「無いものを生み出す」という行為はもちろん全く簡単ではなく、たくさんの知識の収集と、それ専門の特別な訓練が必要です。 物事の本質に深く潜り、矛盾や穴のない思考で、論理的に一つずつ物事を積み上げ、ゴールまでたどり着くための思考法や、 チームメンバーに協力を仰ぐスキル、協力者に自分の状況を適切に伝える能力など、様々な知恵を磨く必要があります。

当研究室では、自然言語処理 × 教育 というテーマを題材に、これらの能力を効率的・効果的に伸ばすための カリキュラムを用意しています。プログラミングや数学・情報科学等の知識・経験が少ない方でも短時間で研究活動が行えるような学習プログラムを作成し、 メンバー同士が互助的に支え合って活動しています。

More Details

卒業後の進路

当研究室はその分離横断的な性質から、いわゆる理系(情報科学)的な 進路を検討することもできます。 そのため、 大学院への進学についても有力な選択肢の一つになっています。 進路をどのように考えるかは、当研究室での活動で何を学べるかを体感した上で、 柔軟に考えることができます。

学部・大学院修了後の就職先として、トヨタ、リクルートテクノロジーズなどがあります。

就職

大学院(本学)

大学院(他学)

その他

Schedule

年間スケジュール

週の過ごし方

研究室のメンバーがどのように日々過ごしているかを紹介します。

B3の過ごし方

  • 意識的に図書館に行ったり、乾研に行ったりする日を作っていた。(水曜日とか)
  • 輪読と100本ノックがメインで、授業外の時間で準備をしていた。初めてのことを学ぶのはかなり時間がかかることが多いので、スケジュール的には「そこそこ暇かな」くらいがちょうど良い気がする。
  • 空いている時間に苦手な数学をちょっとやってみたり、講義の動画を見たり、論文の多読をして興味をしぼってみたりしていた。
  • バイトは土日にしてましたがあまりお勧めしません。(土日はしっかり休む!)
  • 私は講義を取り終えていなかったため毎日一つ、一般の学部の授業がありました。(3年前期に取り終えた方が良かった...)
  • 平日の空き時間はさまざまな準備のほか、部活動やサークル活動に充てていました。
  • Co-vidと引きこもり体質のせいで家にいることが多かったですが、今考えればもう少し大学に行った方が良かったなと思います。

B4の過ごし方

  • 定期ミーティング後にサブゴール(次週までにやること)を洗い出してそれを1週間かけてやる感じ。
  • 作業にかかる時間を何となく見積もって日単位でやることを決める。上のスケジュールはあくまで例。実装と発表資料作成がメインで、時間に余裕がありそうなら学術書とか論文とかやっておいた方がいい科目とかに手を出す。
  • 午後の空いてる時間はほぼ研究室にいました